変化

　十数年前、松戸競輪のアオケイ本紙を５年近く務めた。当時はズブズブを本命対抗にして、一番先頭に逃げ切られる事がしばしば。桃木編集長（当時）に「松戸はズブズブが出にくいバンク、番手が本命なら前に（対抗を）付けとけ」と、よく怒られたものです。それからはその通り、もしくは先頭と番手の力差がなければ先頭の方を本命にしてヒットを出したものです。松戸の印を打つのが楽しかった。
　あれから１０年。取手代替松戸記念の印を打たせてもらっているが、あきらかに守っている。ズブズブの本命対抗こそないが、点数重視で置きにいっている。俗にいう「つまらん」印。まあ記念競輪は全国発売だから、そっちの方がいいんだろうけど、本人が納得いかない。もっと攻める印、大沢記者じゃないけどアグレッシブな印を付けないと定年までは逃げ切れない。初心を思い出し、３日目４日目は強気な印を打ちたいと思います。