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 平原に乗った武田-長塚-芦沢の地元トリオ3人での堅い決着。道中はジャン過ぎに武田のところに小野が降り、武田が絡まれる。人気を背負う武田からの車券を持っている者にとってはヒヤっとする展開。武田本人も「余裕はなかった。でも(平原)康多の頑張りに尽きる。彼のおかげでゴール前で自分と長塚で良い勝負ができましたから」と平原を褒め称えた。
結局はすべての車券で1番人気に応える地元3人(③①⑧)の車券で決まった。結果論かもしれないが、平原を先頭に配し力のある地元3人が付ける連係は最近のGレースの中では一番買い易い車券だったのでは。
「復興が一番遅れた競輪場(武田談話)」でバックスタンドなど改修中の部分は多々あるが、地元勢の制覇でレース後は大いに盛り上がり、新しい取手競輪場に向け、弾みがついた。
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平塚でガールズケイリンが終わったと思ったら、今度は京王閣で今日から始まる。
今は小松島記念の為に徳島に来ているが、こちら西日本の反応も上々。西では広島で開催が決まっているが、まだまだ平塚、京王閣、松戸と東での開催。それでも、場外で発売しているとはいえ、「中山麗敏や小林莉子も強いね」、「加瀬も絶対ではないね」とか「今度走る中村由香里はどうだろう」と結構な頻度で話題にのぼる。更に、こちらの新聞でも各紙がかなりのスペースを割いてガールズを取り上げている。今回の京王閣F2に関しては、メインの初日特選ですら出走表のみの扱いが多い中、6と7Rのガールズに関しては記念クラスの大きい記事スペースを割いている。
 いよいよ、7月1日からガールズケイリンが始まる。
まずは開幕第1戦となる平塚競輪場に足を運んだ。昔の女子競輪を知らない世代には、前検日の検車場からして新鮮。今までの男子だらけの光景から14人の参加とはいえ、女子が加わった事で華やかさが加わった。更に報道陣も、普段の開催とは比べものにならない数の大人数。視線はこの14人に集まったのは言うまでもない。
 ただ、車券的な意味でのインタビューにはひと苦労。何もかもが初物尽くし。特に従来の競輪の様にラインを組む訳でもなく、ヨコの動きも制限されたスポーツ性を重視した「ケイリン」と言う事で、聞く方も答える方もまだまだ手探り状態。
すべてはまず走ってみてからだ。
 明日からの競走の中でも話題をさらう「華やかな走り」を14人の女子選手に期待したい。
現時点(14日)では正式に登録抹消をした訳ではないが、13日の松戸最終日チャレンジ一般戦で沓掛重慶選手がラストランを走り終えた。かつて先行屋として鳴らしただけに、最後も先行してと言う気持ちだったのだろう。結果は9着にはなったが、きっちり先行してレースを終えた。
引退には落車をせず無事に走り終えて終わる。最後も1着で飾りたいと気迫を全面に出して走ると人それぞれの走りがあるが、沓掛選手の様に自分の走りを貫いて終わると言うのも有終の美として格好いい。
検車場に引き揚げてくると、千葉の選手達とともに、更に両親、家族とも抱き合い、やがて記念撮影が始まり、選手として松戸競輪場とのお別れをした。
  今日28日に、ようやく東京の桜が開花。折も折、震災直前に引っ越した飛鳥山近辺の桜のつぼみもだいぶ膨らみが増した。ひと雨来れば一気に開花するのではないかと思う。春は確実に近づいてきている。一方でテレビを付け、飛び込んでくる映像を見る度に涙腺が緩まない日はない。流した涙が少しでも被災地の開花の糧になればと、街頭募金に背を向ける事ができない。
 選手年金などの絡みにより9月一杯で引退を決意する選手達が多い。本日9月10日は取材に行っていた立川では神奈川の野田章嗣が最後の走りを終えた。同じ立川開催に参加していた選手では高橋里志が次走の川崎で引退だそうだ。更に島田徹も次走の平塚でラストランを迎える予定。ただ島田は「脚の状態次第では、平塚を走らず、このまま引退にするかも」と流動的なコメント。しかし「平塚に出走する場合は自分の納得いく脚の状態で参戦する」と力強く語ってくれた。
彼らが引退した後は、高橋紀史、島田茂希と2人の息子達が競輪界を引っ張ってくれるはずだ。
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