直感は大事！

　競輪記者は車券が買える。それをタクシーの運転手さんなんかに話すと「だったら車券は当たるでしょう。選手から話、情報が聞けるのだから」とよく言われるが「でもある選手が明日逃げるよ、と言っても相手がいる事だから逃げられなかったり、今回は調子が悪いと話す選手が勝ってしまったりして逆に当たらないケースの方が多いんですよ」と返す。かえって情報が少ない方が素直に買えて、当たる事が本当に多い。

　今日は視点を変えて取手競輪最終日、２Ｒに着眼。メンバーをみれば薮下直輝③の先行１車で、点数がない山田英樹④－佐々木英昭①が飛び付くような感じのレース。それでも「推測」の域をこえていないので、取手担当のＨ記者にメールをしたら「（山田は）ヨコよりタテで、駆けちゃうのもあるらしいです。僕は佐々木英から買う予定です」との返事。僕の推測とは全く逆の情報、だったら僕も佐々木①から買ってみよう。
　レースは山田④がカマすと薮下③が併せて踏み、結局薮下③の番手に山田④が追い上げる形に。そして佐々木は外浮き９着。結果は④③でした。自分の直感を信じずに情報を信じた僕が悪いのです。車券は自己責任なのだから。