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昔、京王閣競輪場の少し先に25㍍プールを併せ持つスポーツ施設があった。内田裕也主演の映画〈水のないプール〉のラスト・シーンはそこでロケされている。ロック低迷期の苦い経験から水を抜いたプールでのロック・コンサートを着想し、そこからタイトルに取った、と「俺は最低な奴さ」の文中で内田は回想している。同じ本で内田はギャンブル遍歴も吐露しているのだが、競輪グランプリで二、三百万勝って大晦日のニュー・イヤー・ロック(毎年跨ぎに内田が主催しているロック・フェスティバル)の資金にした話は格好良すぎだ。あれは何年前の立川だろう。スポーツ新聞をごそっと抱え歩く内田裕也と擦れ違った。勇気を出してサインを貰いにゆけば……、今でも私は後悔している。
俺はロックンローラーだから六と九の数字は必ず買う。
そんな裕也氏に倣ってヤング・グランプリは⑥⑨と⑨⑥。

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