店を開ける

地震と津波により亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、被災者の方に心よりお見舞い申し上げます。

テレビも街も示し合わせたように日常に戻ってゆく。
いっそ日本全国総動員態勢をとも思うが、評論家諸氏には感情的な稚拙な考えと一蹴されるか。
何かを再開しようとすると、それはまだだろう、不謹慎だと声が挙がる。

The Groovers の藤井氏が音楽活動再開にあたってこんな文章を書いている。
「我々は店を開けます。どうぞ遠慮なく来て楽しんでください。今はちょっと…という方は、来ないという選択も遠慮しないでください。店は開けておきますので、またいつでも！」と。
もちろん被災者支援が最一番だ。逼迫した電力事情もある。動き出す時期が微妙なものも多々あろう。ただそれでも人は皆、自分の仕事、自分の店を開けることに尽力するしかない。