★９着９着９着

叩けず９着、捲れず９着、７番手９着はがっかりするけど、しょうがない。
競り負け９着、ライン任せ９着、落車棄権も、まあ許せる。
呆れてしまうのは、打鐘が鳴ったらぶっ千切れて９着９着９着の無気力選手だ。最後はいっぱいになって離れたとしてもだ。せめて道中だけでも……、腐ってもプロの競輪選手だろう！　こんな選手に交通費や日当を払わねばならぬ施行者の心中や如何に。昔のＢ級、辞める間際のベテランでもギヤを工夫し何とか「格好を付ける」マークを見せていたものだ。
たとえ弱くなっても、プロの矜持が、昔はちゃんとあった。